こんにちは、たなけん院長です。
先週に引き続き、今回もSNSにまつわるお話しをしたいと思います。
昨年、金沢を旅行したのですが家族総勢で十人くらいはいたと思います。
金沢で有名な市場にお昼時に行ったのですが、金沢といえば ”お寿司” なのですが、急に市場で寿司が食べたいと言っても、とりあえず、おいしいと評判のお店に片っ端から電話していくのですが、そんなすぐに予約が取れるはずもなく、まして十人もの大人数を引き受けてくれる所もありません。
しかし、若者たちはSNSを駆使して効率よく、人気店をくまなく、連絡していくのです。
それでも次々に断られていたところ、なぜか私が偶然に電話したところ、口コミの評価4.6か4.7のかなり高いお店の予約がとれたので来ていいと言われて大喜びで向かいました。
しかし、若者達は口コミの件数も大事だから油断は禁物といって調べたら、なんと300くらい投稿があるではありませんか。
それではOKということで着いてお店を見た瞬間、みんなオヤッと思いました。
お世辞にも高評価のお店というたたずまいではなく、どう見ても流行っていない、場末のお寿司屋さんといった雰囲気でした。
しかし、みんなの心の中に 口コミの評価4.6 高評価というのがあったので気を取り直して入ったところ、老夫婦が営むいわゆる場末の寿司屋さんでありました。
出てくるお寿司もレベル高い回転寿司に食べ慣れている現代人はほぼ全員おいしいと思わないほどのお寿司でした。
付け合わせの味噌汁もインスタントにお湯を入れているのが見えていました。
やっちまいました。
でも次に「なんでこんなおいしくないお店が口コミ4.7なんだろう?」という疑問がわきました。
そこで調べてみたら口コミを投稿している人のほとんどが外国人旅行者でした。
つまり、お寿司の味もほとんど分からず、初めて食べたお寿司はこれだと勘違いし、なおかつ老夫婦が二人で細々としていることも彼らの心を捉えたのでしょう。
なるほど、お客で日本人は私たちくらいであとはほぼ全員、外国人でした。
SNSというのは発信する側、受ける側によって、どうとでも印象が変わる媒体である以上、少なくとも発信する側の医療者である私たちは責任を持った強い気持ちで情報を発信する心が大事だと思います。
それには原点となる「いい物を適正な価格で提供する」企業の基本姿勢が大事であるというのが私の考えです。
いつの時代も、どれだけ世の中が進歩して、どれだけ便利な世の中になっても、基本となる人としての姿勢は昔から変わらないことであると常に考えています。