こんにちは、たなけん院長です。
今日はこれからの職業について、私の私見をお話ししたいと思います。
Alが世に出始めて数年、これからは第4の産業革命と言われるくらい、これからの世の中は劇的に変わっていくと言われています。
私も全く同感でチャットGPT(通称チャット君)をスマホで使い始めたら、まぁ便利といわんばかりに、何でもスマホのチャット君に相談しているのは私だけではないでしょう!
さすがの妻(スマホ嫌い)も息子もおばあちゃんたちまでも、みーんな、なにかっていうとチャット君に相談しています。
もう、なくてはならない存在になっています。
仕事でもそうです。今まではパンフレットやポスターなど作る時は業者に高いお金を払って作ってもらっていたのが今では自分でチャット君に ”作って” ってお願いしたら、ちゃんとできあがるのであとは印刷すれば終わりといった具合にかかる費用は印刷代くらいで、それはそれは立派なモノができあがります。
つまり、ウチのクリニックですら、そうであるということはもっと大きな企業、団体はもっとAIを活用していると思うので、ますます、知的労働作業というものは人間がするモノではなく、コンピューターがするものであるという時代になっています。
ということはこれまで、高い給料であった職業(知的労働)がどんどん必要なくなっていくということになります。
一般的に言われているのは士(サムライ業)である弁護士、会計士などなど今まで高給であった頭脳労働は必要なくなるとされています。
医者も例外ではなく、何年も前から私が考えていたように診察、診断、投薬するだけの頭脳労働医師はAI画面の医師に駆逐されるのです。大変な時代です。
そこで私が以前から子供たちに言ってきたことでもあるのですが
「これからはブルーカラー(肉体労働)とくに職人の時代になる」
です。いくらAIが発達したところで人間の職人技には太刀打ちできません。ロボットだって人間の細かな技には太刀打ちできません。
手術なんてその最たるものです。よく、手術もしたことのないユーチューバーがロボット手術になるとかなんとか、分かった様な事を言っているのを聞きますが全く、分かっていません。(ただし、ダヴィンチ、ロボット手術は例外です。現在、蓄積されたデータは将来ロボット手術に活用されるので現在行われている外科手術の大半はロボット手術に置き換わるでしょう)
なぜならば、脊椎手術の経験というものはトータルで見て触って聞いてだけではなく、一番大事な事は感じるということだと思うのです。
AIだってディープラーニングといって経験したことをデータで集めてそれを学習し、次につなげることができると言います。
でもそれは手術という治療の一側面での技術的な患者情報であり、その後に患者とお話しする、その人の生活、考え方、感じ方、性格などを感じる、その人独特の症状の訴えなど、あげたらキリがないほどの情報、しかもそれは言葉に言い表す事ができない情報なのです。
そんなことは感じることであり、感じて次にどうつなげ、発展させていくかを考えることができるのは人間だけです。
それはそうです。私たち職人が一生かかってもその頂点にはだれもたどり着けず、死んでいくのです。一生かけてその仕事に従事するだけの価値のある行いなのです。
それをコンピューターごときにそんなモノ、分かってたまるかです。
まぁ、見ててください。手に職つけた脊椎手術職人はしぶとく、生き残っていますから。
これからどんな職業につくか悩んでいる若い先生達、学生さん達に言いたいです。
手に職をつけてください、それを自分の創意工夫で人とは違うモノを身につけてください、サービスを提供してください。AIはこれまでの蓄積されたデータの最大公約数を出すことは得意ですが既存にない新しいモノを作り出すのはヒト、特に若い人の発想と工夫と努力です。
まだまだ、人間には無限の可能性、夢があるので、分かったような事をしたり顔で言うようなユーチューバーの言葉に惑わされないように頑張ってください!
私のような脊椎職人おじさんも20年後しぶとく生き残って頑張っていることでしょう。