こんにちは、たなけん院長です。
前回、肩こり、腰痛、膝の痛み、虫歯は予防するモノである事をご説明しました。
今回は具体的に当院ではどのようにリハビリ、運動療法を指導しているかをお話ししたいと思います。
外来で診察しているときに運動をしてくださいとアドバイスすると
「じゃあ、ジムに行きます。」 「仕事で一日中、歩いているので1万歩はいきますから運動不足ではないです。」
最近、こういう事をおっしゃる患者さまが非常に多いです。
週に1-2回、ジムに行って派手な機械やランニングマシーンに乗って運動する事を我々は運動療法とは言いません。
ましてや、仕事していて健康になる人は誰1人いません。
病院に来院されるような方達はどこかしら、痛みをもっているので痛みがあるから運動ができないと言っているのに、いきなり、健康な人がさらに体を鍛えるために行くようなジムに行くように指導はいたしません。
適度な運動をしながら、痛みを取っていくということはやはり医学の力、知識が必要です。見よう見まねでやるとさらにどこかまた痛めてしまいます。
それでは私たちはどのようにご指導するのかと言えば
老化は足腰からと言って、まず、
1)傍脊柱筋 いわゆる背筋です。
2)腹筋 皆さんご存じの6パックの腹直筋ではなく、おへその下にある腹横筋を鍛えます。
3)大腿四頭筋 太ももの前にある筋肉
4)腸腰筋 腰椎の真横にある体幹筋で足腰の軸となる重要な筋肉です。
この4点を週3-4回、つまり一日おきに運動します。筋肉は休むことも大事なので毎日しなくて結構です。
1)と2)は腰の方用のやり方があり、皆さんご存じの腰の曲げ伸ばしで鍛える方法は腰を痛めるのでおすすめしません。
3)これはスクワットです。これも皆さんの知っているやり方とは少し違います。
4)これは歩く機会があればできるだけ、速く歩くようにしてくださいとアドバイスしています。速く歩くだけで歩行という移動が運動に変わります。
一日1万歩も歩く必要はありません。、1から4の運動で一番重要なことは量ではなく、一つ一つの動作を丁寧にする、つまり、質を上げていただく事が重要です。
文字だけで指導する事は難しいので是非、外来を受診していただくなり、来院が難しい方はユーチューブなどでいろんな動画が出ていますので検索していただければすぐに分かります。
とにかく回数や量ではなく、少数でも良いので1回1回の運動を丁寧にすることで運動の質を上げる事です。
当院へ受診された方は真剣にお聞きになり、実践している方達はみるみる短期間でいろいろな痛みが改善しています。
それにはキチッとレントゲンだけではなく、MRIなど筋肉、神経など総合的にチェックして運動療法で改善できるかどうか確認した上で行っているので安心していただきたいです。
運動して疲れたら、接骨院や整体に行って、ご褒美としてマッサージをお受けになればさらに良いと思います。
マッサージだけしているから少しも体が強くならずにいっこうに痛みが改善しないのです。
日常生活の動作にちょっと工夫して簡単な運動を取り入れるだけで意外とよくなるものだとお伝えしています。
今日から何でもいいので少し、日々の動作に運動の要素をとりいれてみてはいかがでしょうか?