こんにちは、たなけん院長です。
今日は人間にとってあるいは整形外科の疾患でお悩みの方にとって運動がいかに重要であるかについてお話ししたいと思います。
私が外来でよく運動する事の重要性を説明すると、よく多くの患者さまからこういうことを言われます。
「動いていいんですか?」 「治療院であんまり動いたらダメって言われました。」
そんなこと言われるはずがないと思われるかもしれませんが結構な患者さまからこれはよくよく、お聴きします。
人間とは本来、動物なので動くモノなのです。したがって、動かなければ調子が悪くなるようにできています。
それが証拠に寝たきりの方が1年後に動くことができるようになるでしょうか? 絶対に動けません。むしろ、どんどん、動けなくなります。
私はいつも患者さまに言うことがあり、それは
「虫歯、肩こり、腰痛、膝の痛みは治すモノではなく、予防するモノです。」
と、皆さんは腰痛、肩こり、膝の痛みは病気、ケガの類いと思っておられますが虫歯はなぜ、病気と思わないのでしょう?
虫歯は予防するモノである事は小さな頃から学校で習うし、虫歯になったら、歯医者さんに「どこがいけなかったんでしょうか?」と質問する事はあっても、なんで虫歯になる?なんて質問しないと思います。
腰痛などは 1,運動不足による筋力低下 2,スポーツ、肉体運動による高負荷 3,高齢に伴う老化現象
概ねこの3タイプに分かれます。
問題は1と3です。
ほとんどの患者さんは大きな病院に行けば、「手術の必要性はないので薬を処方しておくので、あとは近所のクリニックか接骨院でリハビリして下さい」と言われるだけで、それではと、クリニックや接骨院にいくと今度は延々と薬とマッサージのみで様子を診ていると思います。
私はこれはリハビリテーションとは言わず、リラクゼーションと言っています。
でも、よく考えていただきたいのは腰痛や肩こり、膝の痛みは関節や椎間板などに負担がかかっていることによる痛みである場合が多く、なぜ、負担がかかるのかと言えば単純に骨格の周りの筋肉が弱くなり、骨格に負担が多くなっているからです。
なので弱くなった筋肉をさらにマッサージしたり、電気当てたりしても良くならないのは当然です。
当院に来院された患者さまはそういった治療で何ヶ月もかかったが良くならなかったといって来院される方がほとんどなので運動療法といって適切、適度な運動をする事により、治療するというリハビリ本来の治療をしております。
当院に通院されている患者様なら分かると思いますが徹底的に運動のご指導をして、自宅で宿題も与えてこなしてもらっています。
元々、痛くて怖くて運動のできていない方達ばかりなので少し、運動をするだけで明らかに良くなる方が多いと思います。
日本の医療は予防医学という観点からかなり遅れていると思います。制度が悪く、日本のリハビリがやや間違った方向に行っていると私は思っています。
腰痛や肩こりにならないように予防するものなのです。
運動をするのに年齢は関係ありません。どなたでもできます。ただ、やるかやらないかだけなのです。
次回、当院ではどのようなリハビリをご指導しているのかをご説明したいと思います。